仕事納め

2016年12月30日 23:07

今の仕事に就いて、
もうすぐ 3年が経とうとしている。
正直なところ、
こんなに長く続けると 思っていなかった。

手作業の お菓子作り、
明治から続く 老舗の洋菓子屋。
注文数も多く 量産するには、
黙々と一日中、
ひたすら 機械みたいに動かなければ、 
終わらない。

製造補助で入った この仕事。
製造は、社員の男の子たちの担当。
昔から続く職場だからか、
その辺の仕事の分担は きっちりしている。
アルバイトには、大事な仕事はまわってこない。

数ヵ月前から 任せて貰えるようになった、
本来なら 男の子たちがする、仕事。
ちょっとだけ 認めて貰えたようで、とても嬉しい。
昔っからのやり方を 経験させて貰えることが、
とても有難い。

個性的だと思うのは、
製品によっては 8人がかりで工程を進めること。
生地づくり、型抜き、型並べ、装飾、
焼成(二度焼きだから手間がかかる)、袋詰め、、、。
それぞれが任された持ち場で、いっせいに素早く動く。
(本当に、早送りみたいな速さだ)
チームワークが大切だから、手は抜けない。
誰かが遅れると、全部遅れる。
手が必要なところには 誰かが、すっと手を差し伸べる。
それぞれに周りを見ていて、言葉なしに他を助ける。

日々、無言で仕事をしていても(話すと作業が遅れてしまう)、
その、誰かからの助けに、ちょっとした気遣いに、
救われる。
一瞬の判断で決めた その行動には、
本当の心の優しさが現れると 思うのだ。
心なしに発することができるかもしれない言葉、よりも。

機械にならなければいけないのは とても辛い、
でも、一緒に働く仲間たちからの支えに、
私よりもずいぶん若い、
彼らからの精一杯の優しさに、
私は日々、助けられているんだろう と思っている。
一人でお店をやっていく時には得られないであろう、感覚。
私は今、そんなことを経験させて貰っているんだと
思っている(思うようにしている)。
まるで 学園祭の出し物を
クラスメイト全員で 成し遂げたような、
そんな達成感(ちょっと大げさではあるけれど)。
毎日が、そんな感じ。

日々のパン焼きと両立するのは
なかなか大変なことなんだけれど、
今の私に必要なことなのかもしれない、
そんな風に思ったりもする。

来年は、もっと忙しくなる。
今以上のことを任されるかも、しれない。
せっかくだから、
とことんまで やってやろう、
そんな思い。
やれること全部 やってみよう、
そんな気持ち。


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