地球儀のいろ

2015年01月13日 20:29

大切な友達が 遠い国に、飛び立った。
私が 台湾から帰国した日に、
彼女は チェコに、飛び立った。

知り合う 切っ掛けなんて、
ほんとうに 些細な出来事で。
今 思うと、
どうやって知り合ったんだっけ、って
記憶を 慎重に手繰り寄せなければ思い出せないくらい、
途轍もなく 日常で、
ありふれた、自然なもの だったのかもしれない。

頻繁に 会っていたわけではないけれど、
お互い 旅から戻ってきたり、
なにかしらの 踏ん切りがついた時に、
会って、それぞれのことについて 語り合った。

彼女が、日本を発つのは、
なんだか とても自然なことだ、って思える。
まだ 生まれて数ヶ月の赤ん坊を、
マリア様の腕の中で眠る赤ん坊のように美しい(本当に!)、
彼女が赤ちゃんをあやしている姿を見るのは、
とても 不思議な感じがするけれど、
でも お母さんというより、
「母」という言葉があてはまるくらいに おおらかで、
彼女は地に足をつけて 力強く前に進もうとしているんだなあ、
っていうことがしっかり伝わってきて、幸せになった。

1223inakapan.jpg

旅立つ彼女に ライ麦とひまわりの種の田舎パン。
噛みしめるほどに 小麦の味がする、って、
ほんとうに嬉しいなあ。

111eripd.jpg

いくつかある作品の中から、
好きなの選んで、って見せてくれた ステンドグラスのペンダント。
目に留まったのは、地球儀色した ペンダント。
赤と黄色と、緑と青。
どこかの海で拾った、っていう陶器のかけらが、
水墨画のようで 美しい。
いつか、本当に居心地のいい場所を構えることができた時、
私は 彼女に、美しくて温かい ステンドグラスの作品を、
お願いしたいなあって 思う。


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